ランニングやウォーキング、あるいは一日中立っているといった活動において、適切な靴はすべてを変える力を持っています。怪我を防ぐためには、快適でサポート力のある靴を履くことが非常に重要です。ですから、一日の終わりや運動後に足が痛む場合は、別のペアの靴を探すことを検討すべきです。
自分に合った靴を見つけることと並行して、いつ靴を買い替えるべきかを知ることも大切です。なぜなら、「足に馴染んだ(broken in)」靴と、「履きつぶして傷んだ(broken down)」靴の間には、大きな違いがあるからです。
ランニングシューズの寿命はどれくらい?
Xelero Performance Footwearの社長、エリカ・ウェレマイヤー氏によると、「あなたの車のタイヤと同じように、シューズも一定の走行距離に達すると溝がすり減り始め、交換が必要です」とのことです。
ランニングシューズの寿命に一概に答えはありませんが、一般的には300マイルから500マイルごとに交換することが推奨されています。ほとんどのシューズはこの距離でミッドソール(中底)のクッション材とアウトソール(底)の溝が摩耗し、衝撃吸収性(地面を捉える力)が低下するため、関節への負担が大きくなります。
この期間が推奨される目安である一方で、実際にシューズがどれくらい持つかは、個々のランニングスタイル、走る地面の種類(地形)、走る頻度、さらには体重や足のタイプによって異なるという点に注意することが重要です。
摩耗(まもう)のチェック方法
フィットネスアプリやスマートウォッチなど、走行距離を追跡する方法はありますが、すべての人にそれが必須というわけではありません。そのため、シューズの寿命が尽きたことを判断する別の方法があります。月に一度シューズを点検することで、摩耗(ウェア・アンド・テア)の進行具合を測るのに役立ちます。
以下に、シューズの買い替えを検討すべき明確な兆候をいくつかご紹介します。
●ミッドソール(中底)が柔らかくなり、しわ(折り目)が寄っている
●アウトソール(靴底)がすり減っている
●つま先(トゥーボックス)の部分に穴が開きかけている
●ミッドソールの白い部分が見え始めている
●また、シューズの履き心地そのものが変化し始めることにも気づくかもしれません。例えば、サポート力が低下したり、足が滑るようになったりする場合です。
怪我を防ぐため、これらの兆候のいずれかに気づいた場合は、交換の準備を始める必要があります。
その他の要因
シューズの寿命に影響を与える要因は他にもいくつかあります。
一般的な要因の一つとして、オーバープロネーション(過回内)、つまり足が内側に倒れ込む走り方をする人は、靴底の内側部分の摩耗が目立ち始めます。一方、アンダープロネーション(過回外)、つまり体重が外側に分散する走り方をする人は、シューズの外縁の摩耗が多く見られるでしょう。
シューズを長持ちさせるには?
どんなシューズも永遠には持ちませんが、その寿命を延ばすためにできることはあります。
熱心なランナーであれば、ランニングシューズはランニング専用にしましょう。もしそのシューズの履き心地がとても気に入っているなら、日常の用事をこなすなどのランニング以外の活動用に、別のペアを用意することを検討すると良いでしょう。
また、シューズを適切に扱うことも重要です。足に無理やり押し込んだり脱いだりせず、靴ひもをほどいて着脱するようにしましょう。そして、シューズを清潔に保つことも大切です(シューズを洗濯機に入れるのは避け、ウェットティッシュ、石鹸、ブラシで十分にきれいにできます)。
最後に、シューズを熱や雨の中に放置しないようにしましょう。
自分に合ったシューズを見つけたら、適切に手入れをすることでその使用期間を延ばすことができますが、いずれは交換しなければならない時が来ます。怪我のリスクを避けるためにも、シューズの摩耗具合に常に注意を払い、交換の準備をしておきましょう。





